お邪魔します。みやもとです!

パパラッチVol.19 【ファンクラブイベント】“ソップ炊き”の作り方

2012/02/21

お邪魔します!!みやもとです。
“ちゃんこ部屋”ファンの方、お待たせしました!

第19回の今回は、先日の朝稽古見学会で見学者の皆さんに
試食していただいた、“ソップ炊き”の作り方をレポートします。

写真をご覧いただければ、鍋の大きさをお分かりいただけると思いますが、この大鍋で作るので、お料理本のレシピの様に、材料何グラムとか、調味料の量をスプーン何杯とかでは表せません。

全て適量ですので、ご自身の舌とセンスで最適な量に加減してください。

元祖ちゃんこ “ソップ炊き”

ほんのり甘い醤油仕立てのちゃんこです

材料:鶏がら・とりもも肉・大根・にんじん・えのきだけ・しめじ・油揚げ・高野豆腐・キャベツ

■作り方:

料理を始めるにあたり、手を洗うのは勿論ですが、ちゃんこ長のカトちゃんは、やかんでお湯を沸かし始めました。モーニングコーヒーでも振舞ってくれるのかしら・・と思っていたら、熱湯でまな板を消毒!!!

さすが、大勢の賄いを担当するだけのことはあります。万が一食中毒やノロウィルスで力士が体調を崩したら大変と、一年を通してまな板の消毒は励行しているそうです。

普通の家庭では冬にはやりませんよね。アッパレ カトちゃん!!!

1.鶏がらでスープを取ります。大きなお鍋の中に鶏がらを入れてコトコト煮ます。鍋の表面に浮くあくを丁寧にとります。(前日にやっておくと調理の時間が短縮できます)

2.材料を食べやすい大きさに切る。大根やにんじんは食感が残るのが美味しいので、大きめの乱切りが良いです。油揚げは油抜きは不要です。高野豆腐は戻してから切ります。

3.鶏がらをスープから取り出し、大根・にんじん・とりもも肉を入れ、アクを取りながら煮ます。

4.鶏がらのスープだけでも十分美味しいですが、更に、インスタントのかつおだし、とりスープの素を加える。

5.3の材料が柔らかくなって来たら、砂糖と醤油を加え、高野豆腐・しめじ・えのき・油揚げ・キャベツを加える。

6.最後にみりんで味を整え、キャベツが柔らかくなったら食べ頃です。

ソップ炊きと一緒に食べたおにぎりは、細切り乾燥塩コンブを炊きたてご飯に混ぜて握りました。

■ちゃんこ長よりコメント:

とり肉は、胸肉ではなく、もも肉を使ってください。やはり美味しさが違います。以前、胸肉でちゃんこを作ったら、見事に残ったとのことです。

ソップ炊きに限らず、三保ケ関部屋のちゃんこは、鍋に入れる肉は必ず1種類で、ちゃんこ料理屋さんのちゃんこの様に、とり肉・豚肉・魚を一緒に入れる事はありません。

三保ケ関部屋の厨房と同じ様に作っても、味が違う、美味しくないと良く言われますが、それは、経験の差と、作る量の差だと思います。

鍋料理のシメでご飯や麺を入れますが、相撲部屋では親方や関取りが食べ終えた鍋を若い力士が食べるので、シメはありません。

そこで、部屋では筒状のざる(ラーメン屋さんで湯切りに使う物)に麺を入れて鍋の縁に引っ掛け、一人麺を作ります。

また、スープをお湯の代わりにカップ麺に入れて食べると、カップ麺が本格的なラーメンの味に変身します。是非お試しください!!

先にも書いた様に、相撲部屋では親方・関取衆の食事が終わってから番付の下の力士の食事になります。

人数の多い部屋では、若い力士が食事をする時には肉は無くなって、野菜が泳いでいるスープが残っているだけということもあります。

若い力士は空きっ腹を抱えて、関取りの給仕をしなくてはなりませんから、肉や野菜は見るだけ・・・

食べ盛りの力士には酷ですが、この悔しい思いや番付を上げて美味しい物を食べたいという思いが稽古を頑張る原動力になるのです。

美味しいちゃんこが生まれる厨房

 

スープから取り出した鶏 鶏ガラで十分ですが、この日は大サービスで肉のたくさん付いた鶏で贅沢にスープを取りました

 

4升炊きの炊飯釜

 

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